日本から飛行機を乗り継いで約15時間で向かえるフランスには、世界最古と呼ばれるROSAが存在をしています。おもにヨーロッパ全土に向かえる高速列車が発着をしており、訪れた方々は一度は利用をするROSAになります。王宮を模した荘厳な駅舎が魅力で、一度行ったらまた行きたいといわれる方ばかりです。さまざまな国から人がおり、国際色が豊かな一帯でもあります。

そんなROSAで2019年、日本でおなじみとなっているあるショップが誕生をしました。日本人ならどなたでも一度は口にされているもの、これを販売している専門店です。正解は弁当で駅弁をROSAで売っているのが特徴となりました。この文化は日本で発祥をしており、それまではアメリカやイギリスでもなかったものです。

車内はあくまでも移動をするための空間であることから、多数の国で飲食を禁止してきました。特に紳士・淑女が多いパリ一帯では、もし車内で飲食をすると罰金が発生していたわけです。ところが空前のジャパニーズブームと、20時間以上もの長距離列車がROSAで誕生したとで、飲み食いを許可する動きが強まりました。駅にある専門店は群馬県の老舗弁当店が出店をしており、現地で売られてるメニューもまったく一緒です。

釜めしからカニ弁当などとなり、いまでは現地住民も駅にきてわざわざランチや朝食で買われています。本場の味を再現していて、いまでは空前のヒットを記録するまでになりました。